生き方


昨年から『平成最後の・・・』がブームでしたが、それに倣えば今月は「平成最後の年の始まり」となります。

思い出せば昭和の終わりは昭和64年の正月明けに突然到来しましたが、平成の終わりは計画的に予定が組まれ、様々なセレモニーが粛々と準備されています。
30年続いた平成を皆さんはどのように記憶に留められるでしょうか。
昭和31年生まれの私は、昭和の時代に生まれ育ち、社会人となり家族を得ました。
その後の平成の30年間の前半は会社員として仕事に向かい、後半は事務所を開いて小さいながらも経営者として生きてきました。

今年、その平成が終わります。

昭和の時代は人力で行う作業を機器が代替した時代でした。
洗濯機、冷蔵庫、テレビが普及しマイカーを持つことも当たり前のようになった時代でした。

平成の時代には情報のやり取りの方法が格段に進歩し、普段の仕事にインターネットやスマホが欠かせなくなったのは、平成の後半のことです。

昭和から平成の時代、私たちのライフスタイルや仕事の進め方は大きく変わりましたが、平成の次の時代にも更に様々な革新が生まれ、私たちの生き方を大きく変えることは間違いありません。
ボーッと生きていたら時代の波に押されて生き方を変えさせられてしまうかもしれません。
波に押されて流されるのではなく、平成の次に来る時代において主体的に生きるためにはどうすればいいのか、年の始まりにあたり考えてみたいと思っています。