内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)通称、少子化対策担当大臣には、どんな人が就任してきたのか、気になったので調べてみました。
初代の任命が2007年8月なので今年で約7年間なのですが、在任1年以上は先日の内閣改造まで担当していた安部内閣の『森雅子大臣』ただお一人で在任期間は1年8カ月と少々。
これに次ぐ在任期間の長い方は、麻生内閣の小渕優子大臣でほぼ1年(11カ月と24日)、同じく自民党の上川陽子大臣(初めての少子化担当大臣、任命者は安部総理…第1次安部内閣)で11カ月と7日、これに対して民主党政権時代は約3年間に9人の大臣が入れ替わりで就任、最長でも8カ月の在任期間でした。長く勤めていればよいというわけではありませんが、少子化問題を解決するために、3~4か月大臣になったからって顕著な成果があげられるわけがないと思います。民主党はやる気はあったのでしょうか。
アベノミクスで名前を売った安部総理ですが、初代の上川大臣を任命し、また森雅子少子化担当大臣を2年近く担当させたというのは、立派だと思います。
さて、少子化、出生率の低下の真の原因は何なのか。
明治大学の安蔵教授は『少子化の原因は未婚化、晩婚化、晩産化にあり』と提言されています。
既婚女性の産む子供の数が少ないのではないという話は大変興味深いので、次回はその内容を紹介します。